場所

  • 当研究室が所属する「総合理工学研究院(大学院総合理工学研究学府)」は九州大学の本学(箱崎キャンパス)とは独立した筑紫キャンパスにあります.
  • 最寄り駅はJR大野城駅(鹿児島本線)と西鉄白木原駅(大牟田線)で,福岡市の中心部(天神、博多)へのアクセスは良好です.
  • 以前はかなり辺鄙な場所でしたが,近頃は駅前に高層マンションが建ち並び,随分景色が変わりました.
  • キャンパスは緑の多い静かな環境です.当研究室の入っているF棟は敷地の一番奥にあります.
  • F棟はJR大野城駅から徒歩約10分,西鉄白木原駅から徒歩約20分かかります.
  • 詳しくはこちらをご覧下さい.

設備

  • 当研究室に在籍する学部生も含め全学生に自分専用のパソコンと机が用意されており、いつでも存分に勉強に打ち込める環境となっています。
  • また、研究室専用の実験室は2フロア吹き抜けの大空間で、大型の境界層風洞を備えています。
  • 本研究室に限ったことではありませんが、九大筑紫キャンパスの研究室の多くは、一般的な国公私立大学に比べると非常に恵まれた研究・教育環境であると言えるでしょう。

学生生活

修士課程学生の出身

  • 本研究室に配属される修士課程学生は毎年4~6人程度で年により人数は増減しますが その約半数は九州大学工学部エネルギー科学科からの進学者が占めています. 残りの半数は他大学の機械系,土木系,建築系,情報系学科からの進学者で, 学部と大学院が1対1の対応となっている一般的な研究室に比べると 多様なacademic fieldで教育を受けた学生の集合体となっています.
  • 博士課程学生については,修士課程からの引き続き研究を続ける学生に加え, 会社に勤務しながらその業務の傍ら,もしくは業務の一環として研究を行い 定期的に研究室にてゼミやスクーリングに参加するスタイルの社会人ドクター や海外からの留学生も多く在籍しています.

研究テーマの決め方

  • 本研究室のテーマは現在,都市気候学・風工学,建築環境工学,ゲーム理論・複雑系科学などと呼ばれる分野に散らばっています. 他大学からの進学者でこうした分野を学んだ経験のある人はごく少数ですが, 都市気候学・風工学,建築環境工学の基礎となるのは修士課程の大学院入試の専門科目として指定されている 流体力学,伝熱学,熱力学です.また,ゲーム理論・複雑系科学は,物理学,数理生物学,経済学, 土木工学その他様々な分野の研究者が参入する比較的若い研究分野です. よって,工学の基礎的素養と知的好奇心をパスポートにして,学部の専門分野,学科に関わらず誰でもチャレンジできるフィールドであると言えましょう.
  • 本研究室に配属された卒論生や修士課程学生は,まず各人の興味, これまで学んだ専門分野などにより教員との話し合いにより3分野 (都市気候学・風工学,建築環境工学,ゲーム理論・複雑系科学) の中から1つを自分の研究分野として選び, まずは各研究グループのゼミに参加し幅広く研究分野における現在の 課題や基礎的事項について学びます.その後,各人の研究テーマを決定します.

ゼミ(研究進捗ミーティング・勉強会)

  • 研究室では主として3つの研究グループ(都市気候学・風工学,建築環境工学,ゲーム理論・複雑系科学)に分かれており, 各グループでは週に1度で最新の研究論文の紹介,自身の研究成果の紹介, 基礎的な教科書の輪読などを行っています. それ以外に学生は各自の研究について,その進捗状況を週に1回は教員に報告する事がルールとなっています.
  • さらに,月に1度は研究室の学生全員が参加して「全体ゼミ」を行い, 自分の研究成果を英語でプレゼンテーションします.この報告会は, 研究テーマの分散が大きな研究室でそれぞれが研究内容の情報を共有する ことで視野を広げる事,テーマの異なる専門分野の人たちに分かりやすく 簡潔に伝えるスキルを向上させる事を目的としています. なお,この全体ゼミは全て英語で行っています.

学会発表

  • 研究室では,卒論生の段階から, 国内外の学会での研究発表,学術雑誌への論文投稿を積極的に薦めています. 実験や数値計算の結果を解析するだけでなく,当該研究分野における位置づけやオリジナリティ を論文としてまとめることは,自分自身が研究活動の主人公としてその成果を新しい「知」 として形にできる貴重な経験です.

英語の重要さ

  • 理工系の研究においては,日々新しいinternational journalに 掲載された英語の論文をチェックし,最新の動向を知る事は勿論, 日本語では出版されていない英語の教科書や古典的な論文を精読する事を避けて通る ことはできません.また,研究室には日本語を解しない留学生もいますので, 日常のゼミや研究打ち合わせにおいても,英語でコミュニケーションを取る機会は多くなります.
  • 皆さんの中には英語に苦手意識を持っている人もいると思いますが, 案ずるより産むが易し,積極的に場数を踏む事で, 英語を使う事に対する心理的な障壁を徐々に取り去る事ができます.
  • 昨今,「国際化」「グローバル化」は避けて通れません. 是非,社会に出る前の準備期間として大学院で過ごす時間を有意義に使って下さい.